月別アーカイブ: 2015年8月

協力型ボードゲーム「パンデミック」をプレイしてみた


多人数協力型のボードゲーム「パンデミック」をプレイしてみました。
目的は世界中に蔓延していく4種のウイルスが爆発的に拡がる前にそれぞれのウイルスのワクチンを発見できれば勝利となります。
多人数協力型ということで、最終的には誰かが勝利するとかではなく全員負けか、全員勝利かという結果になるゲームです。

最初は協力型??勝者が決まらない?それって面白いの?って感じでまぁ、とりあえずやってみました。
まずそれぞれのプレイヤーに職業(「科学者」「研究員」「衛生兵」「通信司令員」「作戦エキスパート」「危機管理官」「検疫官」)カードが割り当てられています。
それぞれが得意なことがあるので、「僕がこっちでウイルスを処理してる間にこのウイルスのワクチンの発見を急いでくれ!」みたいな会話をしながら進めていくことになります。
これがなかなか思い通りにはいかず、その間にも毎ターンウイルスは増えていきます。
なかなか緊迫感もありプレイヤー同士の一体感も出てきて盛り上がってきました。

アジアのあたりでアウトブレイク連鎖

アジアのあたりでアウトブレイク連鎖

なんとかワクチンが2つまで発見できて、あと2種のワクチンの発見の目処もたって、このまま一気に勝利に向かうかと思ったところで「エピデミック」が起こってしまい「アウトブレイク」しさらに「アウトブレイク」の連鎖によってゲームオーバーとなってしまいました。

アウトブレイク寸前

アウトブレイク寸前

かなり盛り上がったのでもう一回プレイしましたが、2回目ももうあと一歩というところでゲームオーバーとなってしまいました。
結果としては2連敗ですが、2回とももうちょっとで勝利できるなぁっていう感じで、ゲームバランスの良さとそれによって生まれるいい感じの緊迫感、また後半のスピード感もありなかなか面白かったです。

PlayStation Nowユーザーテストに参加してみた


PlayStation Nowのユーザーテストに参加してみました。
PlayStation Nowとは「クラウド技術を活用した「プレイステーション」のストリーミングゲームサービスです。インターネットを通じて、パッケージ版やダウンロード版のデータをローカルデバイスに保持することなくゲームプレイがお楽しみいただけます。」という事なんですが、具体的に言うとユーザーテストではPS3のゲームをPS4やVitaでストリーミングプレイできるサービスです。

既に北米ではサービスがはじまっているのですが、日本でもついに始まるようです。

とりあえずユーザーテストでプレイできるのは以下の5タイトル
『アンチャーテッド エル・ドラドの秘宝』
『ICO』
『パペッティア』
『TOKYO JUNGLE』
『The Last Guy』

PlayStationNow起動後のタイトルを選択する画面

PlayStationNow起動後のタイトルを選択する画面

PS4でのプレイですがインターフェイス的には普段のPS4の操作で特に使いにくいと感じることもなく進められます。

まず最初に接続テストを行います。
「下り速度5Mbps以上の安定した回線環境をお持ちの方」というのが条件の様です。

接続テストは問題無く合格

接続テストは問題無く合格

無事接続テストにも合格したので5タイトルを一通りプレイしてみました。
遅延があったり画質等の低下はあるのかなぁと予想していましたが、全く遅延とかもなく違和感なくプレイできました。

他の人のネット上の書き込みを見ていると環境によっては画質が悪くなったりすることはあるようで、最悪の場合は途中で終了してしまうようです。
本サービスが始まって回線が混雑した場合やVitaのWifi環境等で厳しいんじゃないかなという気はします。(Vitaは持っていないので未確認)

また遅延に関しては特に感じられませんでしたが今回のテストの5タイトルには無かった対戦格闘やシューティングのようなシビアなものではどうなるかというのも気になるところです。

現状の感想としては、本サービス開始後のソフトのラインナップや価格によっては十分アリなサービスだと思いました。
さらにPS2のソフトなんかも追加されるとかあるのかなぁ、とか今後の展開にも期待大です。
さて、どうなるんでしょうか。楽しみです。

ファミコンソフト、スーパーファミコンソフトのクリーニング


ファミコンソフト、スーファミソフトは年月が経つと映りが悪くなったり酷い時には全く起動しなくなったりすることが発生します。
そういう場合は息をフーッと吹きかけてから差し込むと起動するような気がしますが、そうではありません。
起動したとしたら、それはたまたまです。
もともとの原因がホコリではないので息を吹いてもあまり意味がなく、逆に唾が掛かってしまう事で端子のサビなどの原因にもなって逆効果のようです。

先日「MOTHER2 ギーグの逆襲」を引っ張り出した時も起動しない状態でした。
で、今まで息を吹きかける以外にもアルコールで磨くとか色々な方法を聞いたりやってみたりしましたが、いちばん効果のあったと思える方法を紹介します。

必要なものは
無水エタノール
カネヨン
接点復活剤
・綿棒
の4つです。

クリーニングに必要な道具

クリーニングに必要な道具

まず綿棒に無水エタノールを付けて、端子部分の表面の汚れを綺麗にします。
(サビなどの原因とならないようにエタノールではなく無水エタノールです)

表面の汚れが取れます

表面の汚れが取れます

全体の表面の汚れが取れたら次はカネヨンを綿棒に少量つけて、それで端子を磨きます。

綿棒が真っ黒になるくらい汚れが取れます

綿棒が真っ黒になるくらい汚れが取れます

綿棒が真っ黒になるくらいののかなりの汚れが取れます。すごく気持ちいいです。
ただしここであまり磨きすぎると端子を痛めてしまいますので見た目で汚れが落ちたなと思ったところでやめましょう。あまりにも綿棒が真っ黒になるのでついついやりすぎないように注意です。

ここまでで一旦カセットを本体に刺して表示させてみます。
汚れていた時に比べてカセットの刺さるときの感触がかなりスムーズに変わっていることに気付きます。
今まで起動しなかったソフトが起動するようになると思います。
まだ起動しない場合は再度カネヨンでもう少し磨きます。

カネヨンが残っていると固まるので最後に端子についているカネヨンは綺麗にふき取っておきましょう。
その後、最後にまた端子の表面が酸化したり摩耗したりするのを防ぐために接点復活剤を塗っておきます。

接点復活剤を塗っておく

接点復活剤を塗っておく

以上の方法でほぼ起動するようになると思いますが端子を痛めたりすることもありますし100%の起動を保証するものでもありませんのでやってみる方は自己責任で。

黄ばんだスーパーファミコンは白く戻せるか?


20年以上も前のスーパーファミコンを「MOTHER2 ギーグの逆襲」をやるために引っ張り出してみると、びっくりするくらい黄色くなっておりました。
日焼けというより特に日光に当たっていなくても黄色くなっています。
また、パーツによって黄色度合いが違うのでパーツごとに成分が違うのでしょう(多分)

これをなんとか元の白い綺麗な状態に戻せないかと思いやってみました。

日焼けしたスーファミ

日焼けしたスーファミ

sfc_old2

近くで見ると日焼けも汚れも結構あります

色々と調べてみたところ、どうも「ワイドハイターEX」に漬け込んで紫外線をガンガン当てると化学的に戻せるようです(過酸化水素水に漂白活性化剤を加えた液体に漬け紫外線を当てるという事ですが詳しいことはよくわかりません)

とりあえず「ワイドハイターEX」を買ってきて漬け込んでみます。
ここで「キッチンハイター」とかだと成分が違うのでダメなようです安くても買わないように要注意です。
まず専用ドライバー「DTC-27」を使って本体をバラして黄色がひどい部分のパーツを取り出します。

部品をまずバラして

部品をまずバラして

適当に100均で漬け込み用トレーを買ってきてバラしたパーツを「ワイドハイターEX」で漬け込みます。
ハイター1本では浸かりきらない部分があったのですが、濃度が薄くなってしまうのでうまくいかないかもと思いつつ水を足してごまかしました。

そのまま数日間昼はベランダにおいたままで紫外線を当て続けます。

ベランダで漬け込み

ベランダで漬け込み2日目

徐々に黄色が薄くなっているのがわかります。
どのくらい漬けると良いのかわかりませんがとりあえず1週間ほど漬けて、もうこれ以上変化しないかなーと思ったところで取り出してみました。

結構白くなってます

結構白くなってます

若干まだ黄色さはあります

若干まだ黄色さはあります

完全に新品の様にはいきませんがかなり黄色が軽減されたのではないでしょうか。
ハイターを水で薄めずに原液のままでやればさらに良かったのかもしれません。

結論としてはヤフオク等でジャンクの安い黄ばんでいない本体を落札してパーツを付け替える方が確実で安上がりと思われますが、
一応実験という事でやってみたい方は自己責任で。